#1「ポポ助pullに目覚める」
#2「ミラクル!sleep song」
#3「ポポ助隊 VS Other party」
最近おいらがメチャメチャ燃えていること。それは敵のリンクを切って、いかにして1匹だけをpull(引っ張る)するってことなんだ。これが今おいらの最大課題なんだな。前回は火の玉ボーイや死神レディのお陰で散々な目にあったからね。今までは人のpullに頼って来たけど、これからはおいらがpullerになってやるんだ。
そう、いかなる場合でも必ず1匹をpullできるpullの達人になる!
「あ、あれはバード・ポポ助!奴は炎巨人(Fire Giant)のリンクさえも切ってしまうっていう伝説のpullerだぜ」なーんて言うふうにいつか言われてみたいね・・・・フッ(-。-;)。
よーし、そうとなれば特訓じゃ。さっそくDervishキャンプに出かけていったおいらは 「縁切りの歌(Kelin’s Lugubrious Lament)」のを唄って単体pullの訓練を始めた。この歌はいわゆるLullsongなわけで、これを聞かされたNPCは突然孤独感に襲われて何もする気がしなくなっちゃうんだよね。で、他の奴が攻撃されていても見て見ぬふりをする、とても頼もしい歌なんだ、本来は。
だが、歌の届く範囲は狭い上に持続時間も短いのが欠点。だから敵にある程度近づかなけりゃならないし、複数の敵がいる場合は一人ひとりに聞かせるために素早いマウスさばきが必要とされる。もたもたしてたら最初の奴の効果が切れちゃうからね。pull目標以外の奴等に手際よく聞かせてターゲットだけをpullする、これが課題なんだ。
おいらはビビリながらも Dervish(修道僧)達に近づいていったよ。 Lullsongを唄いながら一人ひとりのリンクを切り、ターゲットにワンポイントキルソングをぶつける。が、キルソングの届く範囲って Lullsong以上に短くって、かなりDervishキャンプにまで踏み込まなければならないんだ。
ジュワ〜〜〜ン(キルソング発動)
Dervish(修道僧)A:うっ!
ポポ助:よーし、pull成功(⌒▽⌒)!
おいらはダッシュで安全な場所まで走っていった。それからメドレーソングを唄いつつ、 Dervish1匹をどうにか倒したよ。くー快感!青いやつでも種類によって個人差があるからね、単体でもtungあたりだと負けることがある。そんときゃ逃げるが勝ちだよ。
そんなおいらのpull姿をハーフリングが近くで見ていた。彼の名はグエスト(Gwest)Lv14ドルイドだった。見るからにグループを組みたそうな様子だったので、おいら近づいていってこう言ったんだ。
ポポ助(poposuke):wanna join?(組みますか?)
グエスト(Gwest):sure(もちろん)
ポポ助:I try pulling one , run away if it is three.
(1匹だけpullするように頑張るけど、もし3匹pullったら逃げて下さいね。)
さっそくpullの練習成果を見せようと、おいらは奴等のキャンプに踏み込んでいったんだ。うー、緊張するなあ。
ミラクル!sleep song
練習通りLullsongでリンクを切り、キルソングをぶつける・・・ジュワ〜〜〜ン・・・・ Dervish1匹pull・・・・おっ、成功か?・・・・ウォオオオオ(2匹重なってやがる^-^;)・・・ま、よしとするか。
おいらは即効で「子守歌(kelin’s Lucid Lullaby)」を唄い始めた。実はケレシンから 密かに取り寄せておいたsleep songがようやく唄えるレベルになっていのだ。ヤッホー!!!(^o^)。
sleep songが発動すると Dervishがコックリコックリ居眠りを始めたよ。もちろん殴っているほうの奴はすぐに起きちゃうから、アシストコマンド(/assist)で グエストの殴っている方をいっしょに殴らなきゃならない。片方を眠らせておいてもう片方を全員で叩く。
ああ、素晴らしい!バードやっててよかったぁ。
この歌の欠点は通りかかった奴等がみんな寝てしまって、起きた後でおいらに向かって攻撃的になるってことかな(涙)。ま、いざという場合のお守りみたいな歌だからね、そのくらいは覚悟しとかなきゃ。
ニロラス(Nilolas):Hail, wanna group? (ハーイ、入れてくださーい)
グループ:Ok, welcome.
Lv15レンジャーが加わったお陰で多少大目のpullも安心なんだけど 、おいら的にはあくまでも1匹だけのpullにこだわりたいのね。はい、練習通りにLullsongでリンクを切って・・・・ ズドドド〜〜〜ン・・・・大砲で Dervishをpull(っておい、大量pullしてどないすんねん グエスト!涙)。
ウオォォ!
ドルイド・ グエストが撃った大砲に Dervish3匹が怒りながらやってきた。アチャ〜、すかさず sleep song起動。そしてばらばらに攻撃しているメンバーに向かっておいらは叫んだ。
ポポ助:sleep song started now!
(今、スリープソングがスタートしました。)
ポポ助:All is tank assist, please.
(みんなでタンクのアシストお願いします。)
二人だけならおいらが攻撃目標をコントロールできるんだけど、三人以上になるとこんな具合に言ってあげないと sleep songの意味がなくなるんだ。すぐに ニロラス(Nilolas)が動きおいらとグエストが攻撃している目標を三人で叩きはじめた。
1匹、2匹と順調にターゲットを替えてゆく。が、寝ていた3匹目が起きておいらを攻撃しはじめる。sleep songを使うとNPCをかなり怒らせるんだよね。おいらのHPが激しく減り始める。そこへ通り掛かりのLv16ウォーリア・アーラネン(Aaranan)が加勢。おいらから Dervishを引きはがして(taunt)してくれた。ラッキー!
ニロラス(Nilolas):You want to join Aaranan?
( アーラネンいっしょにどうですか?)
アーラネン(Aaranan):Ok, join.(よし、やろう)
こうして念願のウォーリアを得たポポ助隊は一気に活気づいた。だが同時にpullerとしての座は ウォーリアに明け渡さなくてはならなかった。だって ウォーリアはpullの専門家だからね。だからおいらは武器を楽器に持ち替えて専業歌唄いへと転向したんだ。
ポポ助隊 VS Other party
この頃からDervishキャンプは一気ににぎわい始めた。他のフルパーティが参加してきたからなんだけど、そっちにもバードがいるらしくっておいらたちは全員同じ光に満たされて誰がメンバーなのか全然わからなくなったんだ。
一瞬躊躇していたんだけど熊(kodack)が別パーティを襲い、それに注意をそらされているうちにポポ助隊は一気に Dervishキャンプに突撃したんだ。もうpullするとかそういう次元じゃないよね(笑)。でもこれが功を奏したんだ。
場の主導権を握ったというのかな、別パーティのウォーリアがpullしに来たときはおいらたちの戦いの真っ最中で、手を出すに出せない雰囲気になってしまったんだ。外から大砲を撃ってNPCの注意を向かせようと試みてるんだけど、おいらのsleep songの方がtaunt効果が強いみたいなんだね(笑)。
おいら達には専業魔法使いもいないからキャンプの真ん中にドッカと腰をおろしてしまってさ、魔法使い中心の他のグループはそれを遠巻きにしているって感じになった。こうなるとpullerの腕前一つにかかって来るんだよね。別グループウォーリアとおいら達の間に目には見えない火花が散り始めた。
ウォーリア・ アーラネンが弓を引くと Dervish tungが束になってやって来た。おいらが sleep songを唄い、ターゲット以外を眠らせる。 アーラネン を全員でアシストするとDervish tungと言えどもあっという間に勝負がついたよ。 別グループが受け持ったtungはまだバトルをしていた。
おいらたちはザクザクDervish達を倒し、山を築いていったよ。手際のいいパーティって本当に気持ちいいよね。気がつくとキャンプから Dervishが1匹もいなくなっていた。こうなると、需要と供給のバランスが崩れるんだけど、キャンプの真ん前に居座っているポポ助隊の方がpopupに気づくのが1歩早いんだよね。主導権は完全においらたちにあった。
We have next pop(次の獲物は我々がもらう)
別グループのpullerがおいら達に言って来た。そりゃそうだよね、 pullerの面目ってものがあるからね。それに仲間は遥か後ろで待機していて、単独pullerってのはけっこう孤独なんだよ。
そして一時間が過ぎようとしていたけど、おいら達のパーティは完璧だった。いや、そのように見えた。いつもそうなんだけど単調な狩りが続くとどうしても油断してしまうんだね。おいら達はpopupしたDervish tungを先に片づけようと戦力を集中したんだ。その他の背にしたNPCは例によって眠らせておいてね。
しかし、それが間違いの元だった。眠らせておいても時々起きて反撃されるんだけどおいらが背にしていたそのNPCはこともあろうに盗賊(Roge)だった。おいらはローグの必殺技、Back stabsをもろに食らってしまった。
そしてもう一つの盲点、つまりおいら達の戦っている所から離れた場所にいるCaster Dervishに気づけなかったんだ。奴はおいらの sleep songに引っ掛からず、おいら目がけて大砲を撃つことが出来た。おいらも最初どこから飛んでくるのか分らなくって、気づいたときには地面に倒れていたんだ(涙)。
歌を歌っているときの立ち位置って本当に重要だよね。特に popupする場所を背にして戦ってはいけなかった(反省)。
おいらは再び、スターティングポイントから戻ってきた。だけど一度死に癖がつくと、2度目に死ぬまでが早くなる。それがおいらのジンクスなんだけど、今回もそうだったよ。 Dervish tungをpullして叩いていると再び魔法spelがおいらに飛んできた。もう、完全においらは目を付けられてるって感じでさ、あっという間に昇天だよ。もー、NPC・Casterって大嫌いだ!
●魔法使いに対して苦手意識があるポポ助。おいらそれを克服しようと再びDervishキャンプへと向かったんだ。次回「リベンジ・ポポ助」へと続く。