第2章 武蔵:本郷村

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【逢魔時退魔学園】

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三善先生「いよいよ陰陽師としての活動、遠征を開始しよう」

百花文「とうとう遠征ですね、頑張ってください!」

三善先生「遠征とは、実際にあやかしがばっこする土地に赴くこと。そして遠征を行うには行動力が必要となる」

ファイテン「行動力、ですか?」

三善先生「現地への転送や帰還を行う方位師と、現地に赴く陰陽師の体力のことだな」

ファイテン「方位師の体力・・・」

百花文「ゴフッ!ゲホッゲホッ!」

ファイテン「あの、大丈夫なんでしょうか・・・?」

三善先生「いつものことだろう?」

ファイテン「そうですね、続きをお願いします」

百花文「あれっ、なんかもう流されてますね!?」

三善先生「試練の内容は【本郷村】にできた【かくりよの門】を守るあやかしの討伐。本郷村は【武蔵国】にある。式姫と一緒に、行ってくるといい」

百花文「方位師として、転送や帰還は任せておいてくださいね」

三善先生「それと、もし陰陽師が倒れたまま戦闘が終わったら、方位師が帰還させる」

百花文「緊急事態ですからね。あまり考えたくはないですが・・・」

三善先生「だが、その戦闘で倒したあやかしは討伐したとみなされる。ここぞという戦闘なら、信頼のおける式姫に任せるのも手段の一つだな。ともあれ初遠征だ。気をつけて行って来るのだぞ?」

ファイテン「はい、行ってきます!」

【本郷村】

本郷村

村人「退魔学園の生徒か、助かった!かくりよの門はこの先だ」

先遣隊「かくりよの門は右がわだ」

村人「かくりよの門が開くのはいつものことだよ。引越ししようかな・・・」

【本郷村 守護者前】

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百花文(かくりよの門に辿り着いたようですね。こちらからも確認できます)

ファイテン「守護者かぁ・・・強いんだろうなぁ」

百花文(地域のあやかしを、統率しているようなものですしね、そうだと思いますよ)

ファイテン「でも、きっと大丈夫だよね!うん!」

百花文(守護者は【案山子神】。案山子は田の神としての一面もあります。その神を名乗っているのですね)

ファイテン「そう言えば、ここに来るまでに案山子が多かったなぁ」

百花文(早く討伐して、村の方々がまた耕作できるようにしませんとね)

【逢魔時退魔学園】

百花文「おかえりなさい、ファイテンさん!」

三善先生「戻ったようだな、ファイテン。初の遠征。何か感想はあるか?」

ファイテン「なんだか・・・疲れました。実際にあやかしと戦うのは初めてだったので」

三善先生「ともあれ、今は遠征成功を祝おう。おめでとう、ファイテン」

ファイテン「はいっ!ありがとうございます!」

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