大掃除の季節です。ため込んだ不要品を処分して、部屋がスキッリするのは気持ちいい事ですが、これってダイエットに似ていませんか?余分な脂肪を落としたときの自分はまさに大掃除をした部屋の様ではありませんか。
「人生がときめく片づけの魔法」という本が全世界で300万部のミリオンセラーになっていますがご存じでしょうか?
ポポ助は最近になって知りましたが、これを読んで驚いてしまいました。目からうろことはこのことで、これはまさにダイエットに通じる教本となりえるのです。
では、部屋の片づけ本がどうしてダイエットに通じるのか。今日はそれをお話したいと思います。 近藤麻理恵さんの「人生がときめく片づけの魔法」を要約しているサイトがあったので参照させて頂きます。
部屋の片づけとダイエットの共通点
近藤麻理恵さんの本は片づけ本という体裁を取っていますが、実はもっと深い、人生の教科書というのが本質なんですね。ときめくような人生を送るにはどうしたら良いのかと言う問いに対して彼女はたった一言こう語ります。
それはときめくモノにだけ囲まれて生活する、たったそれだけのことで実現します。
ちょっと抽象的な表現ですが、ニュアンスはわかりますよね。回りがすべてときめくモノだったらワクワクします。けれど彼女はこうも言います。
自分にとって必要なモノや求めているモノが見えていないから、ますます不必要なモノを増やしてしまい、物理的にも精神的にもどんどんいらないモノに埋もれて行ってしまいます。
そうなんです。ここがダイエットと同じで、溜まりすぎた脂肪にまとわりつかれて、身動きが取れない状態が今の現状なんですね。わかります(笑)
捨てるに捨てられないモノと脂肪。どうしていいか分らないストレスから、更にいらないものを買い込んでどんどん部屋が狭くなっている姿は、入らなくなったジーンズに通じるものがありますよね。
部屋の片づけもダイエットもゴールがなければ走れない
片づけをすることでいったいなにを手に入れたいのだと思いますか? 「理想の暮らしを考える」このステップを飛び越えて片付け始めてしまうと、片づけの進みが遅くなるどころか、リバウンドの確率は格段に高くなってしまいます。そして「なぜ、そんな暮らしがしたいのかをリアルにイメージしてください。
これはこう言い換える事ができると思います。
- 「理想の体型をリアルに想像」すること。
- なぜその体型になりたいのか?
- そうなった後で何をしたいのかをリアルに想像する。
この過程無しではリバウンドの確率が格段に高くなる、という表現はまさにダイエットそっくりです。 これは実に理にかなった考え方なのです。
つまり脳はイメージされたものを忠実に再現する習性があるんですよね。だから今の体型に対してコンプレックスを感じていれば、それがストレスとなり、そこから解放しようとします。
けれどゴールである理想の体型、そうなることで何を得たいのかがイメージされていないと、一時しのぎの間違ったストレス解消に向ってしまうのですね。 部屋の片づけもダイエットもゴールが間違っていたのです。
スッキリした部屋に住みたいとか、痩せたいとかいうのは、何故そうしたかったのかというゴールが抜けているんですね。だから一時的に部屋が片付いても、○○ダイエットで激やせしてもすぐにリバウンドしてしまうのです。
脳を味方につければすべてはうまくいく
辛い作業というものは、脳にストレスを与えてしまいます。太った体を非難して自己嫌悪に陥るのではなく、理想の自分を常にイメージしてそこに向っている自分を褒めてあげてください。
そしてその体型を得たあとの自分は何ができるのかを、思いつく限り、毎日イメージしましょう。「それをイメージして楽しんでいる自分」も加えれば更に効果的です。脳はストレスを感じる事無く、ダイエットを快感と認識しはじめるはずです。
近藤麻理恵さんの「人生がときめく片づけの魔法」はぜひお薦めです。ダイエット目的で読むもよし、実際に部屋を片づければ汗もかきます。実はそれ以上の秘密が隠されているのですが、これは実際に体験してみないと理解できないかもしれません。偶然にもこのブログをお読み頂いた方は、たぶんご縁のある方だと思いますよ♪
最後までお読みいただきありがとうございます!