ダイエットは甘味料との闘い

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ダイエットコーラ

ダイエットコーラがダイエット効果があると言われて飲んでいる人が多いですが、実際にどういう効果があるのでしょう?

ペプシネックスとカロリーZEROのコーラには、人工甘味料アスパルテームが添加されています。この甘さは砂糖のおよそ200倍の甘さがあり、体内に吸収されないので、カロリーはゼロ。だからダイエット効果があると言う訳です。

人間は糖質を控えると無性に甘いものが欲しくなりますが、それをダイエットコーラで代用することで甘さへの欲求をごまかすというギミックを用いるわけです。同時に炭酸でお腹も膨れて食欲を抑える効果があるのでしょうか。

しかし、ダイエットにはいいかも知れませんが、これって健康にとってはどうなんでしょう?

極端な糖質制限は睡眠障害を引き起こす

ダイエットコーラを常用する人の中には、炭水化物を極端に制限するダイエット法を用いる人が多いようです。炭水化物で得られない糖質をコーラで代用する訳ですが、様々な副作用もあるようです。

糖質を極端に制限すると幸福物質であるセロトニンが不足してしまい、睡眠障害やひどい便秘になるそうです。穀物や果実には食物繊維や酵素が含まれますから、当然の事ながらそういう結果が待っているのですね。

脳は甘さに応じてカロリーをカウントするそうですが、砂糖の200倍も甘いのにカロリーがゼロという状況が人体の自然な能力を損ねてしまうという研究結果も報告されています。

それから人工甘味料というのも問題がありそうです。アメリカの有名な俳優がダイエットコークの広告塔として自らも毎日大量のダイエットコークを飲んでいたそうですが、若年性パーキンソン病に患って現在に至るそうです。原因が人工甘味料にあるかどうかは賛否両論のようですが、危うきには近づかないのが良さそうですね。

人工甘味料の思わぬ落とし穴

こんな研究報告もされています。

米ブルックリン病院のカレン・コングロ氏の指摘によると、ダイエットをしている人が人工甘味料を摂取すると、さらにカロリーを摂取したくなることが示されている。 同氏は「人工甘味料への依存が、おそらく甘さや糖分への欲求を引き起こし、それが結果的に肥満や偏った食事につながる。 ダイエット系炭酸飲料に入っている人工甘味料に脳が反応してインスリンが分泌され、それが空腹感を高め、特に甘いものへの欲求を高める可能性はある」と述べている。

それ以外にも、人工甘味料は中毒性が高いという研究報告があり、その依存性の強さはコカインを上回るとのことです。 更に毎日ダイエット系炭酸飲料を飲むと、10年後には肥満になる可能性が65%も高くなるという研究も存在するそうです。

昔から言われている事ですが、コーラを常用している方の骨塩量(骨の中にあるミネラル)は低く弱くなるというのは常識ですね。

やはり糖質が全くない甘味料という発想自体が、自然ではないのかもしれませんね。天然素材から作られた甘味料は太るのかも知れませんがどこか安心感があります。

最後までお読みいただきありがとうございます!

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