一杯の水でリセット、副交感神経を活用する簡単な方法

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脳パズルその2

副交感神経を使えば簡単にリラックスできますが、一杯の水でそれが可能だということを知っていましたか?実はこれが一番簡単で確実な方法だったのです。

副交感神経の主な役割はリラックスです。マッサージや入浴で交感神経が緊張状態から解放され、副交感神経が働き出します。家に帰って来たならばこの方法が一番安らぎますね。シャワーで済ませようとする外国人との違いがここにあります。

しかし、これを一番ストレスを感じる昼間に使う方法はないものでしょうか? いえ、あるのです。副交感神経のレベルを上げる簡単な方法は、一杯の水を飲む事なのです。

緊張すると喉が渇くことってありませんか?のどの渇きと緊張には密接な関係があるのです。今日はそのメカニズムについてお話します。  

唾液の状態がリラックスをつくりだす

交感神経を使っている昼間などは唾液がネバネバしているのに対して、副交感神経を使用している就寝時は唾液がサラサラしています。 唾液自体は交感神経の方が多く分泌されるそうなのですが、緊張状態がすぎると自律神経が乱れ、唾液はさらにネバネバ、カラカラな状態になってしまいます。

そこで水を飲んで副交感神経時の唾液状態に戻すことで、交感神経が退き副交感神経寄りの状態にすることができるわけです。ちなみに朝起きた時に喉がカラカラしているのは、サラサラした唾液が口から蒸発してしまうからで、緊張とは関係ないそうです。

その他にも「胃・結腸反射」というのも副交感神経と密接な関係があるそうです。胃・結腸反射!また新たなキーワードですね。一体何者でしょう?

食べ物が胃の中に入ってきて、胃が膨らむと、胃から大腸に信号が送られます。すると大腸が反射的に収縮し、便を直腸に送り出そうとします。つまり、食事を摂ることが便意を起こすきっかけとなるのです。この胃・結腸反射は、特に朝食後に強く起こります。

なるほど簡単にいうと「腹が膨らむと眠くなる」というのが「胃・結腸反射」の原理と言う訳ですね。眠くなるというのはまさに副交感神経状態なわけですが、水を飲むということで仮想「胃・結腸反射」を起し、副交感神経にスイッチを入れるわけです。

実際にものを食べている訳ではないので眠気も起こらず、さらに適度なリラックス効果が得られる。交感神経のストレスを軽減することで相対的に副交感神経を優位にするわけです。ちょっと便利なテクニックですよね。

水分体質がストレスをなくす

現代はストレスの多い社会です。朝の通勤ラッシュ、上司からの小言、納期や締め切りの心配で現代人はどれほど多くのストレスに晒されていることでしょう。

それでもなんとか自律神経が頑張って、ストレスを調整してくれているので人は正常でいられる訳です。意識で副交感神経をコントロールすることは難しいですが、水を飲むテクニックをうまく使ってストレス軽減することは可能です。 普段から水を多めに飲む事でストレスに強い体を作りましょう。  

最後までお読みいただきありがとうございます!

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