【EQ】第24話「大都会の吟遊詩人」

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#1「見知らぬオーガからのtell」
#2「いかにも弱そうな?」
#3「秘技!Run and run」


見知らぬオーガからのtell

 故郷ケレシンを後にして大都市フリーポートに移り住んだポポ助なんだけれど、おいらこの街がとても気に入ってしまった。 最初は戸惑ったけど異世界に伝わるフリーポート・マップのお陰で、ほとんど苦労する事もなく生活できるようになったし(地図屋さん感謝!)、ワイルドな街の雰囲気にも慣れてきた。

freeport006

  開拓時代の西部を思わせる雰囲気はぞくぞくするほどいい感じなんだ。Evil(悪)な種族とガードの喧嘩が絶えなくて いたるところに死体が転がっている。しかも中にはガードの死体もあるくらいだから、どれだけ高レベルなプレーヤーが揃っているか分るだろ。

 ま、おいらみたいに普通に生活するには全然安全なんだけれど、問題は街の外。一歩外に出れば、モンスターうようよの未知の土地には違いないからね。

 おいらはイーストフリーポート(East Free port)って言う場所に住民登録をしたんだけど、ここから一番近い狩り場はノースロー(North Ro)って呼ばれている平原。平原っていっても半分以上は砂漠地帯なんだ。だからそこへ足を踏み入れたらもう右も左も分らなくなってしまうんだよ。

 便りになるのは太陽の位置なんだけれど他に、もう一つ方法があるんだ。Sense Headingって言うスキルなんだけれど、これを鍛えると自分がどの方角を向いているかが分るらしい。でもスキルはみんなそうなんだけど、最初は全然使い物にならなくって、マスターからもらえるスキルポイントをある程度割り振ったら後は自力で鍛えるしかないんだよね。

 そこでおいらは砂漠に足を踏み入れてSense Headingを鍛えはじめたんだ。最初は恐いから東にある海まで行って、海岸沿いに南下。走りながらSense Headingするんだけど、出てくる言葉はこんなものばかり。

 you have no idea what direction you are facing
 (あなたがどんな方向に直面しているかあなたにはわからない)

 何だか馬鹿馬鹿しくなってきちゃって、どうせだから泳ぎのスキルも鍛えようってことで海に飛び込んで泳ぎはじめたよ。かなり長く泳いでいたのかな、やがてゾーンの壁にぶつかって、おいらはノースロー(North Ro)の果てまで来ることが出来たんだ。となりのゾーンはオアシス(Oasis)って呼ばれている所なんだけど、ウィザードのネララ(Nelara)がそこは危険だって言っていた。

 ポポ助:やばいやばい、引き返さなくっちゃ。おいらが岸に上がって向きを変えると突然おいら宛にtellがあった。

 バフス(Buffs):レベル9のシャーマンだけど、助けはいらないかい?

 ポポ助(poposuke):どこにいるの?そこから海は見える?

  バフス:いや、砂漠ばかりだよ。そっちまでいくから場所(log)教えてよ。

 ポポ助:オーケー。おいらこの土地は不慣れだったから、向こうから組んでもらえると本当に助かるよ。

Buffs001 しばらくすると、遠くの方からおいらの5倍くらいでかい大男が現れた。彼はオーガ(Ogre)っていう種族。NPC(ノンキャラクター)のオーガはおいらを襲うけど、PC(プレイヤー)のオーガは面白いやつが多いから結構好きなんだよね。

 ポポ助:初めまして。

 バフス:ハーイ、じゃ僕についてきてね〜〜。
 
 と言う訳でおいらネララ(Nelara)に教えてもらったフォローコマンド(/Follow)で彼に付いていくことにしたんだ。


いかにも弱そうな?

Nro_EC_tunnel000 連れていかれた場所は山肌にポッカリと開いた洞窟だったよ。行ってみるともう一人の仲間がそこで待っていた。で、おいら達はそこでキャンプを張ることにしたんだ。

 バフス:僕は瞑想(med)に入るから良かったら ポポ助、君がpull(引っ張る)してきてくれないか?何匹かの未知のモンスターを狩った後で、バフスがおいらに言った。

 ポポ助:オーケー、任せておいて!って調子で出かけていったおいらは、さっそく変なやつを発見した。痩せこけた餓鬼みたいな奴で名前はグール(Ghoul:画像取り忘れたんで雑誌から^-^;)。見るからに大したことなさそうだったからおいら強さ確認(consider)も入れずに、スルーイングアックスを投げつけて逃げて来たんだ。

Ghoul ポポ助:引っ張ってきたよ〜〜(⌒▽⌒)。

 バフス:Wow・・・・・・・・!

 ポポ助:何?

 バフス:ポポ助、逃げろ〜!バフスのメッセージがいきなりおいらの目に飛び込んできた。

 おいら何だか訳がわからずに戦闘状態に入っていたら、グール(Ghoul)の一撃でいきなりHPが半分に減ってしまった。ゲッ、何だこいつぅ!

 洞窟の奧には多分ゾーンの壁がある!そこまで逃げ延びれば助かるはず・・・・・・ おいら必死で逃げたんだ。けど、その時点ではすでに瀕死の状態だったから走ることさえできなかったんだ。で、あえなくDead(涙)。おいらの田舎で一番強いレギオン閣下(orc legionnaire)でさえあんなに強くないよ。やっぱり都会は恐ろしい。

 ま、パーティに再会するのにそれほど時間はかからなかったけどね。見知らぬ土地だから普通だったらもどってくることさえ出来ないところなんだけど、幸いおいらには「死体の発見の歌(Lyssa’s Locating Lyric)」があるから。こういう場面ではバードをやっていて本当に良かったって思うよ。その後メンバーだった一人が抜けて、バフスがおいらに言った。

 バフス:poposuke、オークキャンプに行こう。そこでビックパーティに入ろうぜ。

 ポポ助:良くわからないけど、多分OKだよ、バフス。

 で、長い洞窟のゾーンを抜けて、おいら達はイーストコモン平原(East commonland)のオークキャンプを目指したんだ。


秘技!Run and run

 散々迷いながらもオークキャンプへたどり着くと、4人ほどのパーティがそこでキャンプを張っていた。幸いレベルも同じだったのでさっそくバフスが話を付けてくれたよ。メンバー構成はこんな感じ。

Buffs006

ラランナ(Lalanna) Lv10 付与魔法使いEnchanter (Erudite)
セネリス(Cenelis) Lv9 魔法使いWizard (Human)
ピロース(Pilos) :Lv11 黒騎士 Shadow knight (Dark Elf)
バフス(Buffs): Lv9 呪術師 Shaman (Ogre)
パルス(Palus) :不明(ANONYMOUS) と彼のペットの骸骨
(もろネクロ(笑))

 おお〜〜ダークエルフと組むのは初めてだぞ〜〜。しかも 黒騎士 (Shadow knight)、レベルの割にいい防具を身に付けているからもしかしたら高レベルプレーヤーなのかもね。

 ん、よく見たら黒騎士ピロース以外全員魔法系のキャスター集団じゃん。げ、するとおいらは当然・・・・・盾(tank)?な〜んて思いつつもしっかり楽器を手にするポポ助なんだけどね^-^;。

 それからここオークキャンプは野外にあるので、当然他の魔物とかも多いんだけど、みているとライオンやらニシキヘビ、熊なんかも頻繁に現れるんだ。変わったところではグリフィン(Griffin)ってでっかい鳥も飛んでいたよ。もちろん遠くから見たんだけどそいつが来るとみんな一斉に注目するんだ。きっとここらの名物なんだろうね(笑)

 さて、肝心のオーク共なんだけどさ。黒騎士ピロースがpull(引っ張る)して来てくれるのはいいんだけどさ。なんでパーティ全員を通り越して、真っ先においらのところへ駆けつけるの?オークって!何かバードに恨みでもあるの?それともウッドエルフに対して? おいら雑魚オーク(Orc pawn)の頃からオーク一族とは相性が悪いんだよね。開始早々死んでしまってさ、もう情けないったらないよ。

Buffs027 で、復活してからおいら考えたんだ。奴等に囲まれたらおいら絶対逃げよう!って(笑)。ま、幸いにもそれ以降は単独オークばかりを全員で叩いていたんだけどさ、タンク役のピロースが少しの間ログアウトすることになって、留守の間おいらがpull(引っ張る)してくることになったんだ。

 おいら、スルーイングアックスを一匹のオークに狙いを定めて投げつけたんだ。カコーンって感じでヒットしてそいつだけが、怒ってやって来る・・・・・と、思い気やななんとその辺にいたオーク共が一斉に出てきやがったんだ。

 ゲゲ〜〜やめてくれ〜〜!案の定おいらは大量のオークに囲まれちまった。あまりの数の多さに他の連中も引いちゃって、手出ししてくれないし(気持ち分るけどさぁ)。仕方ないから予定どうりおいらは走り始めたんだ。BGMはもちろん「神足の歌(Selo’s Accelerando)」。手にはパーカッションまで持って、トップスピードでぶっ飛ばしたんだ。

 そしたら後から後から来るわ来るわ。おいらイーストコモンまで来てオークトレイン(集団)作っちまったよ。だが、ケレシンと違ってここはだだっ広い大草原。障害物もないから見晴らしもいいんだ。だからやみくもに逃げる必要もなくってさ。おいら自分のパーティを中心にぐるぐる回りはじめたんだ。

 バフス:ポポ助〜〜走れ走れ〜〜(笑)

 おいらがオークを引きつけている間に、こぼれたオークを仲間が叩きはじめてくれたんだ。で、そいつが片づくと次のオークを。てな感じで一匹づつ片づけていったら奴等を全滅させることができたよ。

 ポポ助:おお〜〜この作戦は使えるじゃない(⌒▽⌒) 秘技!Run and runだぁ。

 この一件でおいらパーティですごく目立つ存在になちゃってさ。みんながポポ助って呼んでくれるんだ。これでおいらの名前覚えてくれたんじゃないかな?その後、黒騎士ピロースが復帰したんだけど、シャーマン・バフスその他が抜けたりしてなんとなく寂しくなって来たんだ。で、何度目かの戦闘でおいらとオークのビックトレインが始まって、それを最後にログアウトしたんだ。もちろんゾーンまでオークを引っ張っていってね。

 見知らぬ土地へ来てから初めてのビックパーティだったけど、本当に楽しかったなぁ。フリーポートは荒くればかりの街だと思っていたけど、ケレシンに劣らずいい連中がいっぱいいるよ。

●砂漠の地理にも慣れてきたポポ助。けれど、まだまだ知らない場所も多いんだ。そしてバフスに再開したおいらが見たものとは。次回「Dervish達のキャンプ」に続く。


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