「ほぉ、偽竜王を倒して本物の竜王を助けただと？しかも魔力感応機は偽竜王が死んだといっぺんに停止したのか。それじゃあ、本物の竜王と話ができたんだな！いやあ、これはまさに人生最大の幸運だ！」
「これでやっと安心して事業計画を練る事ができそうだ。ホンマにありがとうんじゃ。君はわしの恩人だよ。」
「ところで、これからどこへ向かうつもりだ？実は、君が興味を持ちそうな話があるんだ。昔からわしと情報交換をしとったジャヤバルマンっちゅう人物がカンボジア王国におるんじゃけど、いつからか連絡が取れなくなっての。その上あの辺りで一番大きな村のプノンペン付近にある遺跡アンコールワットでも良くない噂が立っていて心配なんだよ。」
「ははは、もう向かうつもりか？では、くれぐれも元気でな。」
ユリアン、 今度の旅先はプノンペンっちゅう村だよ。 中国大陸を縦断して更に南に行った東南アジアにあるんじゃ。 メールに添付しておいた画像がプノンペンだよ。
まあ、こっちはもぶち危険な地域ではあるが、また楽しみでもあるよ。 また何か進展があったら連絡しようるよ、じゃあ。
