ユリアン この世界には瞬間移動を可能にしようる旅行社が存在しようるみたいだ。 遅れた文明だとあなんかっとったがどうして大したもんだよ。 おかげで上海から北京まで一瞬でもどることができたよ。
「おお、久しぶりだな!なに、あきんど胡雪岩に頼まれて攻めて来よっただと?」
「竜宮とは、古くから不思議な伝説が多数残っておる場所なんじゃけど、あそこにも異常現象が起きておるとはな・・・・」
「そうか、黄河の遺跡で発生した病と症状が似ておるんじゃ。同じ現象が高度な進化を遂げた竜宮の者たちにも起こるとは・・・・遥か昔に存在した強大な古代文明と関連が・・・・ほいで、その影響を受けた者は狂気に満ちてしまう・・・・なんてことだ。」
「何?魔気力だと?ほいで、それを吐き出す魔力感応機が竜宮にあるかもしれんと?ほいで、その源はオリハルコンとな・・・・それがこの事態の原因ならばもっと詳しく調べる必要があるな」
「ところで、君が戻ってくるちぃと前に変な手紙が届いたんだ。内容は『下等生物どもめ、これ以上竜宮に干渉しようるな』ってことだ。」
「あの竜宮正門付近には竜宮の軍を統率しようる竜宮近衛兵隊長がおるはずだ。そいつを倒せば竜宮のやつらの鼻っ柱も折ってやれるじゃろう!きみならきっとできるぞ。やってくれるな?」
嫌ですじゃ・・・・!
っちゅうふうに断れればええんじゃろうけどね(笑
情報を得る為のリスクは冒険にはつきものじゃからしゃあないね。 さて、今度のは手強そうだよ、ユリアン どうしたものじゃろう・・・・。