クラッシュボーンにはきれいな川が流れている。いつもは戦闘に明け暮れているから気にもしなかったけれど、あそこで釣りなんてできるのかなあ?おいら自分のスキルの中にフィッシングがあるのを思い出して、急に釣りがしたくなったんだ。
釣りをするためには何が必要なんだろ?取りあえず店に行って品物を覗いてみたら、釣りざおと釣りエサっていうのがちゃんと売られていたよ。やり方は良くわからないけど取りあえず釣りエサを持ち物に、釣りざおを手に持って一路クラッシュボーンへ。
が、ここで思わぬアクシデント発生!オークの洞窟(CB entrance)からゾーンの壁を越えてクラッシュボーンへワープしたところで、おいらは変なNPC(ノンプレイヤーキャラ)に因縁をつけられたんだ。
デヴィン大使(Ambassador Dvinn):
Prepare to meet the skilled fury of a Neriak Dragoon.
ここで遭ったが百年目(意訳です^-^;)
Wood Elves like you are better left dead than live.
お前のようなウッド野郎は生かしちゃおけないんだよ〜
まるでおいらのことを親のかたきの様に思っているみたいでさ、有無を言わさず攻撃してきたんだ。おいら逃げようとしたんだけど、デヴィンの一撃ったらまるでガード並なんだ。おいらは3発でノックアウト。ひどいよ、おいら釣りをしにきただけなのにさ!。
というわけで釣りの計画はお流れ、死体回収後おいらは安全な森へと帰ってきたんだ。ま、することも無かったんで、フラフラしていたらメッセージボードに赤い字が流れてきた。
ティーゴ(Teego):ECにて死体喪失、助けて! 誰かtellしてください。
お、これは死体捜索依頼のShout、吟遊詩人の出番だね。おいらさっそくティーゴに返事をしてみることにした。
ポポ助(poposuke):君の体を無くしたんだね?(以前他人の死体を探してくれって依頼があったのでその点を確かめてみた)
ティーゴ:そうなんだ、助けてよ。
ポポ助:今どこにいるの?おいらはリフト前にいるんだけど。
ティーゴ:いまECの○○にいるんだ。君のロケーション(loc)教えてよ。
てな感じでおいらはリフトの場所を教えたんだけど、まだこの時点でおいらは自分の犯した重大なミスに気づいてはいなかったんだ。おいらはてっきり彼がこのケレシン(kelethin)のどこかからtellしているものだとばかり思っていた。ところが彼の会話にもある通りティーゴはECつまりイーストコモン(East common)っていう場所から話しかけてきていたんだ。
おいらのいるケレシンはフェイドワー(faydwer)っていう大陸で、彼のいるイーストコモンはアントニカ(Antonica)っていう隣の大陸だったんだ。つまりおいら達は国際電話をしていたんだね(笑)
しばらくするとティーゴはリフトにやってきた。おいらと同じウッドエルフでクラスはLv7の戦士。おお、この仕事がうまく片づけばいい感じのパーティになるかな?おいらさっそく「死体の発見の歌(Lyssa’s Locating Lyric)」 を唄い始めたよ。・・・・が、異変に気づくにはそう時間はかからなかった。
ポポ助:あ・・・・・れ?
ティーゴの名前を選択して歌を歌えば、おいらは死体のある方角へ向かうはずなのに、待てど暮せど変化がない。おかしい、何かがおかしいぞ!おいら、だんだん焦ってきたよ。これじゃまるでスプーンの曲がらないインチキ超能力者みたいじゃないかぁ^-^;。
ここでおいらはイーストコモンがどこにあるのかを聞いたわけなんだけど、大陸が違うと死体の方角が分らない事をこの時初めて知ったんだ。で、彼はどうやってここまで着たかというと、ウィザードにテレポートで送ってもらったらしいんだ。ふーん、そんなことが可能なのかあ。
しかし、遠路はるばる来ていただいたのに手伝うことができないなんて、おいら恥ずかしくてしかたなかったよ。だからウィザードを探してイーストコモンまで行くことを覚悟したんだ。でも、そういうときに限ってテレポートの出来るウィザードが捕まらない。考えた挙げ句、彼はウィザードを探しに出かけ、おいらはここで待つことにしたんだ。
どのくらい待ったのかな?ノーラス時間で丸一日くらいだから、実際には一時間半くらいは待っていたと思うんだ。こんなに待つなら川の近くで待てばよかったと思ったくらいだよ。で、待ちくたびれたときに彼に直接tellしてみようって思い立ったんだ。(なんでもっと早くそうしなかったんだろう)
ポポ助:I’m stay here. Are you all right?(おいらここにずっといるんだけど、君は大丈夫なの?)
おいらの問い掛けにティーゴはビックリしていた様子だった。まさか一時間半も待っているとは思わなかったんだろうね。
ティーゴ:Great thx for asking (尋ねてくれたことに大感謝だよ)
ポポ助:Did you found your corpse?(死体は見つかったの?)
ティーゴ:Yes, I appreciate all your help my friend.
(ああ見つかった、君のことは高く評価するよ、友よ)
ティーゴ:Have wrote your name to remind me of your kindness.
(君の親切を思い出せるように君の名前を書いておいたよ。)
ポポ助:Me too, I wrote your name .See you again teego.
(おいらもだよ、また会おう)
ティーゴ:Abso.
ポポ助:What is abso?(え?)
ティーゴ:Sorry, absolutely.(ごめん、絶対だよ)
ポポ助:I see, good luck.(なるほど、じゃね)
散々待たされた一日だったけれど、これだけ感謝されちゃうと悪い気はしないよね。歌の届く範囲とか、テレポートの事とか今日は色々な勉強になったな。
決死の水中バトル
最近は釣りにはまっているポポ助です(笑)。今日もおいらは釣り三昧、お腹が減ったら釣った魚を食べてさ、アウトドアライフを満喫してるんだ。
ま、ここは恐怖のクラッシュボーンだから、そうそうのんびりしてる訳にもいかないんだけど。ま、釣りの合間に青色オーク(青って言うのはそれほど強くない色なんです)を適当に倒してさ、経験値稼ぎも出来るし一石二鳥だよね。
お、獲物が掛かったぜ、ヒュー!(⌒▽⌒)どう?この生きの良い魚!
たまに錆びたナイフとか引っ掛かるんだけどさ、もー持ちきれなくってすぐに捨てちゃうんだ。もっと金目の物とか釣れないもんかな?徳川埋蔵金とかさぁ(笑)
なーんて事を考えながら釣り糸を垂らしていると、後ろから思いきり殴られたよ、青色オークに!
ングググ、何しやるだぁ〜〜この〜〜!
相手が青なんでちょっと余裕げなポポ助なんだけど、ここで以前から試してみたいことを思い出したんだ。何かっていうと川の中へ逃げ込んだらオークはどういう行動を取るのかってことなんだよね。おいらこの疑問を解明すべく、あえて弱い相手から逃げて川の中へ飛び込んだ。
ザップ〜〜ン
さ〜〜て、オークの行動やいかに???(おいらしばらく水に浮かんで様子を見ていたんだ)ん、どうやら追ってきそうもないかな・・・・・って思った次の瞬間!
ガツ〜〜〜〜ンって痛い一撃がおいらの後頭部に走った!
ヤーロー、この青オークがぁ〜〜って川の中で反転したら、青、黒、黄色(メチャ強)の大勢様ご一行が川の中に・・・・・・・・!!うぁぁ〜〜仲間を連れてきやがった〜!そんなのありかよ〜〜。
ポポ助、このときばかりは焦りましたね〜〜。だって川の中だから走れないし、はしごを昇って岸へ上がろうにも思うように上がれなくってさ。その間にもHPバブルはザクザク削られちゃうし、なんかピラニアの群れに襲われてる子山羊って感じだよ、痛ててて。
やっとのことで岸に上がって逃げようとしたら、な、なんとHPのヘリ過ぎで早く走れない。その上、さっき釣り上げたガラクタの重みで重量オーバー(涙)。神足の歌(Selo’s Accelerando)を唄い始めても全然走ってくれないんだよ>ポポ助。
な〜んか悪夢に出てきそうな状態に陥ってしまって、もう心臓はバコバコ、ドキドキ、回りの風景がゆがんで見えるんだ。やっとのことでゾーンアウト出来たときには、神様に祈りを捧げたいような心境だったよ。あ〜〜ビックリしたぁ!
教訓:川に逃げるとオークは増える、動きは陸と変わらない^-^;ぞっと。
さて、以前パーティを組んだ聖戦士デルマイヤーに誘われて付いていった先は、なんとも恐ろしげなオーク達の城だった。吟遊詩人ポポ助の運命やいかに!次回「オークエンペラーの住む城」に続く。