意外にも日本は水輸入国だった…

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水ストレス国

世界の中で水ストレスが高い地域は、人口密度の高い東アジアや米国西部及び東海岸、また水供給の少ないアフリカ・中東アジアから南アジアにかけて。そして日本です。

ポポ助のイメージでは水が豊富な国という印象を持っていたのですが、意外にも日本は水ストレスの高い国だったのです。そう言えば毎年夏場になると貯水池などの貯水量などがニュースになっていましたね。

しかしその割に、日本人は思ったよりも水不足の深刻感を感じていませんよね。どうして日本国は水資源に困らないで生活ができているのか。そのカラクリとは一体何でしょう?  

今や水売買は世界的なビジネス

まあ、早く言えば日本は他国から水資源を大量に輸入しているからなのです。国内のミネラルウォーターは2000年に入ってから急増。健康ブーム、東日本大震災を経てミネラルウォーターの需要は急増したとあります。

しかし、輸入された水のほとんどは飲料水ではなく農業用水(70%)と工業用水(22%)などの生産用途で使っているのですね。今や水売買は世界的なビジネスになっているんですね。いや、水商売ではありませんよ。

日本の水輸入量は2005年時点で約804億t、世界最大の水輸入国…日本は高い経済力のおかげで、他国から水資源を調達し、世界の中でも豊かな生活を送ることができているんですね。 しかし、水を買う事のできない国々はどうでしょうか。

水不足の陰で暗躍するインドの「水マフィア」

水マフィア

一日8億ℓ足りない! 水不足の陰で暗躍するインドの「水マフィア」

インドの首都デリーでは、水道インフラが不足し、一日当たりの不足量は約8億ℓ、水道水が出るのは日に数時間だそうです。給水車などで無料配布はしているようなのですが、それではとても賄えないのが現状だとか。

水不足の原因は、河川の水質汚染、そして老朽化した水道管などで、それを修理する予算がないのでしょうね。さらに水マフィア達が違法に井戸を掘ることで、地下水の4分の3がすでに汲み上げられてしまったとか…悪循環ですね。 しかし、日本の水道には断水などめったにありません。ありがたい環境だと思います。

が、その陰では水の足りない国々が存在している訳です。毎日3リットルの水を飲む身としては心苦しいですが、せめて感謝して飲まないといけませんね。 最後までお読みいただきありがとうございます!  

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