世界の餓死者は一日に4万人

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干ばつに育つ植物

現代人の肥満は身体の悩みベスト5に入ると思うのですが、ある意味贅沢な悩みなのかもしれません。世界には未だに餓死で死んで行く人々が一日に4万人もいるそうです。 しかも3食をきちんと食べている人は全人口72億人の2割ほどだそうで、太っている余裕などないのが現状だそうです。

日本にいると想像もつきませんね。(日本の餓死者は年間1746人:内食糧の不足の餓死者は45人) ポポ助も朝食を食べる習慣がないので、実質的には一日二食ということになりますが、上のカテゴリーには入らないでしょうね。

おやつは制限しないで食べていますし、晩酌もかかしませんから…(汗。 しかし、日本も経済大国とはいえ、不安材料はあります。食料自給率が大幅に下落しているんですよね。このままでは何かの有事に食料ストップなんてことも考えられます。

日本で廃棄される食料3000万食

日本の食物自給率はカロリーベースで40%、穀物は26%だそうですが、ちょっとピンときませんね。じゃあ、昔はどれだけだったのかというと1960年で自給率は79%、穀物は82%あったそうです。 なんと約半分まで減ってしまってあとは輸入に頼っているんですね。

お米などは3分の1、これでTPPによって安い外国米が入って来たら自給率の下落はさらに加速しそうです。 そうなると輸入が上昇するので、世界中の食料は日本に買い占められてしまいますね。餓死者はさらに増えると想像できます。

では何をどうすればいいんでしょうね? 自給率が下がっても輸入を増やさない方法を考えなければいけません。実は日本で一日に捨てられる賞味期限切れなどの食料は、実に3000万食だそうです。単純に計算しても世界の 3000万人の餓死者を救える量なのです。

ダイエットは世界を救えるか?

環境省発表データによると、日本人一人あたりが1年間に排出するゴミの量は320kg、2位がフランスで一人あたり180kgです。3位がドイツの140kg、4位がアメリカで100kgと続きます。日本の無駄がダントツなのですね(汗

しかし、ネットを見ていると、いま世界の動きは食料を廃棄しないで、食品ロスの削減が競争力を高める重要な戦略となっているそうです。

廃棄する食品の量は米国の半分以下! デンマークの最新「食事情」

デンマークでは、賞味期限を少しばかり過ぎた食品なら抵抗なく使う、という人が増えている。デンマーク政府の最近の発表によると、デンマーク人が廃棄する食品の量は過去5年で25%減少したという。

そうです。世界を救う鍵は“もったいない”精神が広まる事なんです。 かつてオイルショックで石油が高騰した時には、ガソリン消費を半分にする自動車が開発されました。日本人が本気になれば廃棄する食料は減らせるはずです。

そう考えると今ダイエットにチャレンジしている方というのは、食料を制限している貴重な人たちではありませんか。であるなら更に、TPPで安くなった食料を無駄に買うのではなく、少なく買って捨てない工夫をする。これがこれからのダイエッターのライフスタイルではないでしょうかね♪  

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